奄美大島が世界自然遺産に登録確定しました!
祝!18年の歳月をかけて、奄美大島が世界自然遺産に登録されました。
祝!おめでとうございます!
2021年7月26日、奄美大島が世界自然遺産に登録されました。
日本の世界自然遺産は、知床(北海道)・白神山地(青森県・秋田県)・屋久島(鹿児島県)・小笠原諸島(東京都)です。
2021年7月26日、奄美大島は日本国内5件目となる世界自然遺産が登録されました。
これまでに道のりは長く、実に18年の歳月を費やしました。昨年の世界遺産委員会の開催延期が、長かった道のりを後押しされたように映ります。
奄美大島に訪れると感じるのは、島民方々の奄美への思いやりの心です。生まれ育った島、先人たちが残してくれた貴重な自然(豊かな山と海)を保護しながら、未来の子供たちへの残していきたいという気持ちです。
島全体がとても美しく、ごみ一つ落ちてない事が、それを反映しています。
代表的なアマミノクロウサギやルリカケス、アマミイシカワガエル、オビトカゲモドキなどの日本国有種、特にアマミノクロウサギの絶滅危惧種が生息しています。そして今尚、人々と共存しています。
また、島民の人々は野生動物たちとの共存の仕方を、十分に心得ています。
私たち、奄美大島に訪れる側の者は、その動物たちとの共存方法を知る必要があります。
その一つに挙げられるのは、車の運転です。スピートは控えめに、動物たちが突然道路に飛び出してくるかもしれないという危機感を持ち、保護する気持ちで運転をする必要があります。(レンタカーのスタッフに特にどの場所を気を付けるべきな等、運転をする前に確認すると良いですね。)
アマミセイシカやアマミエビネ、トクノシマテンナンショウなどの野生植物をむやみに摘むいで持って帰ったりしない事は、死守したと思います。
また、金崎原(きんさくばる)原生林の散策に行く際は、必ずガイドさんと共に行動する事。
勝手に散策をすると、自然の強さ思い知る事になります。(怪我や迷子など)導いてくれる人は必修です。
奄美大島には、「奄美群島認定エコツアーガイド」の資格を持ったガイドさんがいらっしゃいます。ウエブサイトやインスタグラムから簡単に検索が可能です。必ず依頼しましょう。
持続的な観光振興は、島民の人々にとって重要な要素の一つです。
私たち訪れる側は、郷に入っては郷に従えの気持ちを持ち、お互い気持ちよく滞在する事を心得えましょう!
それが、世界自然遺産登録の場所に、訪れるという事です。
2022.02.16